既にドバイ内での日系企業の日本人の進出支援では最大級 (既に100顧客超え) と言われる弊社ですが、多くの方から「僕はドバイに移住した方がいい?」と聞かれたりします。では収入や売上、メリット、デメリット含め「どういう人がドバイに移住した方が幸せになりやすいか」について簡単に解説していきます。

竹花貴騎と申します。大手会社員時代に海外駐在や海外企業のM&A・事業管理・財務調査などを行なっていた経験から自信でも独立。現在、自身でもドバイでシステム会社を経営しながら、企業の包括的な財務のコンサルなどを担当。
❶ いくら年収がある人が移住できる?
日本人の海外移住へのマインドはとても閉鎖的です。例えば、数千万円ないとドバイ移住はハードルが高いと思っている方もいるかと思いますが、結論全くそんなことはありません。まず、費用対効果の面で計算しましょう。ドバイに移住するにはVISAが必要ですが、まず自分の法人を設立し、その法人がスポンサーとなって投資家VISAを自分に発行する流れが主流です。それらの法人維持、VISAの維持、現地の法人会計全てに必要な金額は弊社であれば年間200万円前後です。それ以上の隠れたコストも通常はありません。(他社は別ですので他社比較ブログを見てみてください)
そしてご存知の通りドバイは法人税や所得税がありません。よって売上や所得にかかる税金は現状0円です。
そして、もし日本に利益を500 - 600万円作ると諸々含め約200万円程度取られます。ということは年間ドバイで500万円程度(月々40 - 50万円)の業務を日本に提供できる方はドバイに進出した方が金銭的メリットは大きいという事になります。
❷ どういう職業の方が移住できる?
オンラインやIT業界の人しか対象にならないでしょ?と思われる方がいると思います。結論そんなことはありません。例えば日本で店舗などをやられている方でも、日本の店舗の集客支援(ホットペッパー・HP保守・SNS運用等・素材管理や編集)をドバイで行うことは可能ではあります。事実、例えばベトナムの人件費や開発効率がいいという理由で多くの日系企業がベトナムに開発委託をしている理由と全く同様です。しかし実態のない場合(ペーパーカンパニー等)は日本で税務否認されますので、しっかりと実態通りに正当な経費をお支払いください。
もちろん、普段からオンラインでの業務を提供しているフリーランスや、開発、マーケター、ブロガーは圧倒的にドバイに移住した方が金銭的メリットは大きくなります。
❸ 家族や恋人はどうすればいいの?
会社を設立し移住するご本人は投資家VISAという3年の有効VISA、また結婚している方であれば家族VISA(2年間)、ご友人や恋人であれば会社の従業員として従業員VISA (2年間)も弊社で同時に取得可能です。 家族、従業員VISAは一人当たり40万円程度の費用で、2年間有効のVISAなので年間では20万円前後のみです。従業員VISA取得の場合はドバイの労務局からオフィスの視察が入りますので、そういった対応費用も全て含まれてこの値段です。
❹ 英語が喋れないと難しい?
ドバイに滞在する人のほぼ全員と言っていいほど、英語でのコミュニケーションが可能です。なので喋れた方がもちろんいいですが、マストではありません。しかし、通常は留学に行くというだけで数百万円はかかりますよね。海外に身を置くことで嫌でも英語が身につくことは確かですので、留学だと思って移住をすればとてもお得に感じるのではないでしょうか。 ちなみに、行政手続きや書類準備などは全て弊社で行いますのでご安心ください。 現地の英語学校に通ったり、または月5万円ぐらいでインド人やフィリピン人の従業員や家のお手伝いさんを雇いそこに英語での会話を条件にして学ぶなど多く選択肢はあります。
❺ ドバイ現地での医療費などは?
基本的にはUAEからすると海外からの労働者として区分されるので、ドバイ現地民とは違い、医療費は全額自己負担になります(日本も基本的に一緒ですよね) VISA取得のためには、民間での保険加入を義務化しているという状況です。 その為、弊社で提携の民間保険もこちらで一時的に加入し、VISAの取得を行うケースがありますが、それはVISA取得の為の短期的な保険(1ヶ月程度の最低限の保険内容)ですので、ご心配な方はご自身で入るなどご考慮ください。